気分ブルーのいちごアイス

今日は週末＆月末近いってことで結構やらんといけん仕事があって。
2時過ぎても、パソコンの相手。
なかなか進まーん！とそれでも急いでやってる所に近所のおしゃべりおばあさんが来られました。
おばあさん、わざわざスリッパに履き替えて（うちの館は土足）、なのに藁束乗っけた籠は背負ったまま。
あぁ藁が落ちる〜との私の思いを無視して籠をソファーにドカッと置く。
そのまま事務所に侵入（って出入りは自由なんだけど）、来客用の椅子に座られて。
「アイス買ってきたけぇ、あげるわ、ほい」
ハーゲンダッツ（いちご味）くれました、で自分も食べる。
…もしかして、アイス食べに来たの？
きょとんとしてる私を横におばあさんのおしゃべりが始まる。
「これから田に行こうと思っとたけど暑いから……ほらお姉ちゃん（私のこと）も食べんさい……そういや○○さんとこはおばさんが帰っとるって……××のおじさんは入院するみたいなことを言いよったけど………」
延々30分、私の適当な相槌も気にせずしゃべるしゃべる。
私は仕方なく仕事中断、アイス食べながら聞いてる、でも右から左へ…。
で、食べ終わったら「これはもらってくれんかいなぁ」とゴミを置いて帰っていかれました。
その間30分、何の用だったんだか…。

てか、こういうことはたまーにあります。
圧倒的に今日来られた方の相手が多いけど、おしゃべり大好きなおばあさんって結構いるんで。
まぁこういう仕事ですから、地域の方との交流とか雑談とか、大事だってのは分かってますよ。
でも、忙しい時は勘弁して！
しかもさ、どこの家の娘が里帰りしてるとか、どこのおじさんの調子が悪いとか。
別に興味ないですから、私。
しかも「あんたも知っとると思うけど」とか平気でいうし、いろいろ聞いてくる。
そんなことは知りませんから、てか知ろうとも思いませんから！
噂話が嫌いってわけじゃないけど、そんなプライバシーも無いようなことをするつもりはない。

こういう所が田舎は嫌い。
隣の人が何をしているか、知っていなきゃ気がすまない人がいて。
しかもみんなに教えてまわる、頼んでもないのに。
そして、こういう人がいるからうちのばあちゃんなんかいつも「世間様が…」とか言って。
私に向かって休みの日に着てる物にケチつけたり、遊びに行ったりするのにまで文句を言う。
「別にいいじゃん」なんて言おうものなら「恥ずかしいと思わんのか」とかって叱られて。
恥ずかしいって…いつの時代の話ですか。
日曜の朝早く出かけて、晩ご飯食べて帰ってくるのがそんなに悪い？
別に門限があるわけじゃないけど、きちんと10時には帰ってますよ。
母さんなんか「早かったじゃん」とか言う時間ですよ。（かなり放任な両親なんで）
とか思ったところで言って分かってもらえるわけじゃないし。
分かってもらえる世間じゃないし。
で、双方機嫌が悪くなる、悪循環。
こういうこと考えてると、あっさり仕事やめて都会で暮らしたくなります、本気で。
田舎、自然いっぱいで大好きなんだけど。
人間関係はなんだかなぁ…です。
もちろんみなさんがそうってわけじゃないし、こういう傾向はお年寄り中心。
母さんくらいの年齢から下は普通な感じです。
でも、一部でもこういうことがあるのも事実。
何とも言えんなぁ…って感じです。
なんてことを適当に相槌打ちながら考えてたら、かなり気分最悪になってきました。
ハーゲンダッツは美味しかったけど、気分は超ブルー。
タダより高いものはないって本当ですね。
その後、気が乗らないでイマイチ集中して仕事にならんかったし。