『ローレライ』を観に行ってきました。
公開以来行きたい気持ち半分、小説好きなだけにやめたほうがいいかもという気持ち半分。
悩んでたんですが、いい感じに暇ができたのと、フェア中で安いってんで行くことに。
ちとネタバレ系で感想書きます。
間違いなく長くなると思います。
ドラマやら映画やら観ながらしょっちゅう泣いてる、涙腺がぶっ壊れてる私の意見なんか参考にならないかもしれませんが。
(別に泣き上戸なつもりはないんだけどなぁ。
ちなみに5℃以下の日に外歩いてるだけで速攻泣ける特技があります。
つまりは目がめちゃめちゃ弱いんですね、たぶん。)
それでも映画観て三回うるうるってのは初めてかな、と。
しかも、軍医長に一回、先任に一回、艦長に一回泣かされる。
…親父ばっかじゃん。
若い人たち(征人とかパウラとか清永とか)では特に泣けなかったのに。
演技力の差なのか、私の感情移入の差なのか。
親父が好きだから、では決してないはず。
潜水艦の何たるかとか、魚雷はこうだとか。
そういった知識が全くないんで、そっち方面の感想はパス。
ストーリーとしては…良くもあり悪くもありだったかな。
あの長ーーーい話を上手く割り引いてまとめたなとは思う。
無理に全てを映画にするわけではなく、後半中心でストーリーを組み立て。
で、必要な部分だけ上手に使って見せ場を作る。
だらだら長いものや、原作の筋を追うのに必死な映画なんかよりははるかによかったです。
ただ、だから仕方ないのだろうけど、個々の人や物のバックグラウンドがほとんど書かれてない。
その為、どうも話が薄い、人に重みがない。
私の場合、原作を知ってるから勝手に「この人はこうなんだよなぁ」とか思いながら観たんで、それでものめり込めたけど。(設定変わってる人も多いんだけどね)
あれだけ観たんじゃ清永が何の為にいたのかとか(役どころ変わってたしな)、浅倉大佐を追いかけてた彼(映画に名前出てきたっけ?)が何者で何してたか分からない人も多いんじゃ、とか思うわけです。
観る前は「フリッツ何で出ないのよ!」とか思ってたけど。
あんな風に展開するなら必要ないですね、確かに。
むしろ登場して中途半端に扱われなかっただけよしなのかもしれません。
ストーリーをもうちょっと突っ込んで言うと。
小説での私の好きだったシーンがことごとくカットされてたのが不満!
かなり主観です、はい。
ただ、特に最後はなぁ、ですよ。
そこなくしてどーするよ、ちょっと。
小説読みながらそこで泣いた私の立場は!?
艦長の台詞がカットされなかったのがせめてもの救い。
泣く気満々で待ってた私としてはちょっと拍子抜けでした。
まぁあれはあれでいい感じにまとまってたと言えばそうなんだけど。
他に気になった点と言えば。
征人をわざわざ長崎出身にした意味あるのか?とか。
パウラの歌声は綺麗だけど、直接歌ってる所見るとさすがに不自然、とか。
そういう細かい点くらいでしょうか。
何か悪い点ばっか語ってるなぁ。
よかった点といえば。
号令の独特な響きとか、ソナー音から来る緊張とか。
そういう小説じゃ味わい切れない部分はやっぱり映画の賜物だなと思いました。
もちろん映画で行われてたのが事実かどうか判断できる知識がないんで、そこは知りませんが。
というか、映画に対してリアリティを求めるか、娯楽性を求めるか、と言われたら私は後者だと思います。
ので多少事実と違っても面白いor見栄えがすれば「まいっか」で流してしまう人。
あくまで多少、のレベルならですが。
そういう意味でいうと、こういう事実を元にした映画って大変だよなぁ、と。
ファンタジーとか未来ならある程度は自由度があるのに。
話がズレましたね。
というわけで私の主観をフルに使って総合的に評価をすると。
悪くはない、ぐらいかなぁ。
原作のある映画としてはむしろいい方かも。
テレビでやってたらまた観るかも、くらいです。
とか言いながらもやっぱり原作サイコーと思ってるんですが。
改めてもう一回読みたいですね。
そういえば。
『戦国自衛隊1549』と『亡国のイージス』の予告をしてました。
どっちも面白そうに観えたのはいいとこ取りの予告編だったからでしょうか。
しかし、『ローレライ』が三月、『戦国…』は六月、『亡国…』が夏休み公開。
全て原作福井晴敏。
儲けすぎですね、福井さん。
ちなみに『亡国…』は読みかけで半年近く置きっぱなし、『戦国…』は未読、てかまだ発売されてないです。
(半村さんの方は普通に未読。)
映画観るかは分かんないけど、原作はそのうち読むことでしょう。
公開以来行きたい気持ち半分、小説好きなだけにやめたほうがいいかもという気持ち半分。
悩んでたんですが、いい感じに暇ができたのと、フェア中で安いってんで行くことに。
ちとネタバレ系で感想書きます。
間違いなく長くなると思います。
ドラマやら映画やら観ながらしょっちゅう泣いてる、涙腺がぶっ壊れてる私の意見なんか参考にならないかもしれませんが。
(別に泣き上戸なつもりはないんだけどなぁ。
ちなみに5℃以下の日に外歩いてるだけで速攻泣ける特技があります。
つまりは目がめちゃめちゃ弱いんですね、たぶん。)
それでも映画観て三回うるうるってのは初めてかな、と。
しかも、軍医長に一回、先任に一回、艦長に一回泣かされる。
…親父ばっかじゃん。
若い人たち(征人とかパウラとか清永とか)では特に泣けなかったのに。
演技力の差なのか、私の感情移入の差なのか。
親父が好きだから、では決してないはず。
潜水艦の何たるかとか、魚雷はこうだとか。
そういった知識が全くないんで、そっち方面の感想はパス。
ストーリーとしては…良くもあり悪くもありだったかな。
あの長ーーーい話を上手く割り引いてまとめたなとは思う。
無理に全てを映画にするわけではなく、後半中心でストーリーを組み立て。
で、必要な部分だけ上手に使って見せ場を作る。
だらだら長いものや、原作の筋を追うのに必死な映画なんかよりははるかによかったです。
ただ、だから仕方ないのだろうけど、個々の人や物のバックグラウンドがほとんど書かれてない。
その為、どうも話が薄い、人に重みがない。
私の場合、原作を知ってるから勝手に「この人はこうなんだよなぁ」とか思いながら観たんで、それでものめり込めたけど。(設定変わってる人も多いんだけどね)
あれだけ観たんじゃ清永が何の為にいたのかとか(役どころ変わってたしな)、浅倉大佐を追いかけてた彼(映画に名前出てきたっけ?)が何者で何してたか分からない人も多いんじゃ、とか思うわけです。
観る前は「フリッツ何で出ないのよ!」とか思ってたけど。
あんな風に展開するなら必要ないですね、確かに。
むしろ登場して中途半端に扱われなかっただけよしなのかもしれません。
ストーリーをもうちょっと突っ込んで言うと。
小説での私の好きだったシーンがことごとくカットされてたのが不満!
かなり主観です、はい。
ただ、特に最後はなぁ、ですよ。
そこなくしてどーするよ、ちょっと。
小説読みながらそこで泣いた私の立場は!?
艦長の台詞がカットされなかったのがせめてもの救い。
泣く気満々で待ってた私としてはちょっと拍子抜けでした。
まぁあれはあれでいい感じにまとまってたと言えばそうなんだけど。
他に気になった点と言えば。
征人をわざわざ長崎出身にした意味あるのか?とか。
パウラの歌声は綺麗だけど、直接歌ってる所見るとさすがに不自然、とか。
そういう細かい点くらいでしょうか。
何か悪い点ばっか語ってるなぁ。
よかった点といえば。
号令の独特な響きとか、ソナー音から来る緊張とか。
そういう小説じゃ味わい切れない部分はやっぱり映画の賜物だなと思いました。
もちろん映画で行われてたのが事実かどうか判断できる知識がないんで、そこは知りませんが。
というか、映画に対してリアリティを求めるか、娯楽性を求めるか、と言われたら私は後者だと思います。
ので多少事実と違っても面白いor見栄えがすれば「まいっか」で流してしまう人。
あくまで多少、のレベルならですが。
そういう意味でいうと、こういう事実を元にした映画って大変だよなぁ、と。
ファンタジーとか未来ならある程度は自由度があるのに。
話がズレましたね。
というわけで私の主観をフルに使って総合的に評価をすると。
悪くはない、ぐらいかなぁ。
原作のある映画としてはむしろいい方かも。
テレビでやってたらまた観るかも、くらいです。
とか言いながらもやっぱり原作サイコーと思ってるんですが。
改めてもう一回読みたいですね。
そういえば。
『戦国自衛隊1549』と『亡国のイージス』の予告をしてました。
どっちも面白そうに観えたのはいいとこ取りの予告編だったからでしょうか。
しかし、『ローレライ』が三月、『戦国…』は六月、『亡国…』が夏休み公開。
全て原作福井晴敏。
儲けすぎですね、福井さん。
ちなみに『亡国…』は読みかけで半年近く置きっぱなし、『戦国…』は未読、てかまだ発売されてないです。
(半村さんの方は普通に未読。)
映画観るかは分かんないけど、原作はそのうち読むことでしょう。
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